【投資】レバレッジ投資信託のメリット、デメリット
こんにちは!morizoです😃
特に米国ハイテク株が好調でNASDAQ100のレバレッジ商品(レバナス)が人気です✊
投資スタイルは人それぞれですが、投資前に「どのような商品なのか」「メリット、デメリットは?」については、ある程度理解した上で投資するのが良いですよね✋
この記事ではレバレッジ商品のメリット、デメリットをできるだけわかりやすく解説させて頂きますので、参考になれば嬉しいです😆
レバレッジとは
レバレッジとは他人の資金を用いて投資の運用効率を上げる手法です。直訳すると「てこの原理」ですね。「自己資金の何倍もの金額」を運用することができるため、その分大きなリターンを狙う事ができます。しかし、当然ながら下落時の変動幅も大きくなるため、リスクも大きくなります。
なぜ人気があるのか?
それは大きく2つの理由があると思います。
- 最近のFIREブーム
投資で早くFIREするためには、リターンを増やすしかありません。リターンを増やすためには、入金力をあげ、自己資金を増やすか、レバレッジをかけて運用金額を増やすか、より大きなリターンを見込める商品への集中投資しかありません。もちろん、そのすべてを実践しうまくいけば、更にFIREする時期を早めることができます。
- 最近の米国株の好調
現在の米国株指数は最高値更新が続いており絶好調です。
2020年からのリターンは以下の通りです。
ほとんど一方的に上がっています😳
レバレッジをかければ更に高いリターンが狙えるので、人気が出るのもわかりますね😂
レバレッジ投資信託のメリット
CFD、先物取引と違い証拠金を入れておくわけではなく、現物保有になるためロスカットされることはありません⚠️
- 100円から購入でき積み立てがしやすい
インデックス投資信託と同様に100円から購入可能で定額投資がしやすいため、レバレッジ投資信託をつみたてている人も多くいますね😁
レバレッジ投資信託のデメリット
- 下げ相場で下がり幅が増大する
高いリターンが狙える代わりにリスクも大きくなります⚠️
- 手数料が高い
インデックス投資信託と比べて手数料が高い傾向があります。
インデックス投資信託とレバレッジ投資信託の手数料を比較すると…
S&P500
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NASDAQ100
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商品名
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iFreeレバレッジ
S&P500
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iFree S&P500
インデックス
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iFreeNEXT NASDAQ100
インデックス
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iFreeレバレッジ
NASDAQ100
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運用会社
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大和アセットマネジメント
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大和アセットマネジメント
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大和アセットマネジメント
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大和アセットマネジメント
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設定日
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2018.08.31
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2017.08.31
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2018.08.31
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2018.10.19
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純資産額
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180.05億円
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405.37億円
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434.77億円
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1614.36億円
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基準価格
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22,258円
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20,620円
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21678円
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40,346円
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管理費用
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0.99%
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0.25%
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0.50%
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0.99%
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※運用会社間の差を省くために全て大和の商品で比較しています
レバレッジ投資信託の注意点
変動率の目標はあくまでも日々の値動きに対するものになります。例えば、iFeeレバレッジNASDAQ100(レバナス)はNASDAQ100指数の日々の値動きに対し、およそ2倍の変動率となることを目指している商品になる為、1日単位の値動きは以下の通りになります。
しかし、上下を繰り返すレンジ相場の様な場合は以下の通りとなります。
※イメージですので、金額は異なります
更に実際にあった例として新興国ETFのレバレッジなしと3倍レバレッジを比較したグラフは以下の通りです。(2010年~2020年までのリターンの比較)
なんとレバレッジなしでは+8.12%に対し、3倍レバレッジでは-60.24%と大暴落😨
このようにレンジ相場では不利になってしまうことがよくわかります。
とはいえ、今は米国株が右肩上がりですので、特に今人気のあるNASDAQ100にレバレッジをかけた投資信託、ETFが高いリターンを出していることは事実です。
2020年からのリターンは以下の通り(グラフはETFの比較です)
これがレバレッジの破壊力か…😳
レバレッジ商品は上昇相場で高いリターンを得られる反面、下降相場では下げ幅も大きくなります。更にレンジ相場のような上下を繰り返すような時にも、損失が大きくなることがあるため、注意が必要ですね⚠️
まとめ
【レバレッジとは】
他人の資金を用いて投資の運用効率を上げる手法です。「自分の資金の何倍もの資金」を運用することができます。
【なぜ人気があるのか?】
- 最近のFIREブーム
投資で早くFIREするためにはリスクをとるのも戦略の一つです。
- 最近の米国株の好調
一方的な右肩上がりですね…
- 下げ相場で下がり幅が増大する
- 手数料が高い
変動率の目標はあくまでも日々の値動きに対するものになる為、長期的に見ると指数の○倍にはならない。
投資する上で重要なのは相場から退場しないこと✊リスクもしっかり理解した上の投資であれば、暴落時にも退場せず耐えられるかと思います。特にレバレッジ商品を推奨、否定をしているわけではありませんのでご理解ください🤲
※投資をする際には自己責任、自己判断でお願いします
以上、この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです🥺